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血管内治療でTAE、TACEがありますが、違いを教えてください。また手技の流れ?使用...

血管内治療でTAE、TACEがありますが、違いを教えてください。また手技の流れ?使用する薬剤や薬液、塞栓物質などの一連の流れをお願いします。

質問日時:2013年03月28日 22時37分
解決日時:2013年03月29日 12時54分

transcatheter arterial embolization(TAE)
transcatheter arterial chemoembolization(TACE)
で、Chemo-という文字がついているのが異なります。塞栓物質だけがTAE、塞栓物質に抗がん剤を混ぜたのがTACEです。

手技の手順ですが、鼡径部の大腿動脈を穿刺してシースを入れます。
シースからカテーテルを入れて、腹腔動脈まで到達させます。この際、ヨード造影剤を使用します。
通常は、シェファードフックというカテーテルを使い、腹腔動脈を造影した後に、コブラというカテーテルに交換します。
カテーテルの先端を、腫瘍が右葉にある場合には右肝動脈、左葉の場合は左肝動脈まで到達させたら、さらに細い動脈を選択するために、カテーテルの中をさらに細いカテーテル(子カテ)を通して、腫瘍の手前の動脈まで進めていきます。
カテーテルを進める際には、造影剤を使用し、動脈の曲がりを見ながら少しずつ進めていきます。
これで、TAEおよび、TACEを行う準備が完了となります。

以前は、リピオドールという油性の造影剤とエピルビシン(商品名:ファルモルビシン)という抗がん剤を混濁させ、それを腫瘍に流すのが一般的でした。リピオドールは造影剤ですが、塞栓物質としての作用も持っているので流して終了でも良いですが、最後に、粒状のゼラチンスポンジである、ジェルパートを入れることが多いと思います。因みに、ジェルパートはX線が通過してしまうので、造影剤をしみこませた状態で使用します。
現在では、エピルビシンの代わりに、シスプラチン(商品名:アイエーコール)とリピオドールの混合液を流すことが多いと思います。
日本ではまだ認可されていないため、一部の専門施設でしか行っていませんが、今後は欧米と同じように、リピオドールの代わりに、DEB(drug-eluting bead)薬剤溶出性球状塞栓物質という、徐放性の塞栓物質を使用する流れになっていくと思います。

薬をいれ終わったら、治療していない腫瘍が残っていないか、カテーテルから造影して確認をします。
確認できたら、全部のカテーテル、シースを抜いて、刺した場所を止血して、終了となります。
通常、圧迫による止血が10-15分で、出血を起こさないように、6時間くらいは安静です。足を曲げることはできません。

回答日時:2013年03月29日 02時09分

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